【自己紹介】私とリソラとすれ違った出会い

【自己紹介】私とリソラとすれ違った出会い

こんにちは、リソラの木村です。

みなさんは、ボタンの掛け違いを感じた事はありますか?
私の思っていることと、相手の思っていることが食い違っている状態。
実は私は、リソラとの出会いがそうだった。
石川さんと出会って話を聞いたら、大きくボタンの掛け違いをしていたことが判明した。


「木村さん、認知行動療法やAIを使ったカウンセリングに興味はありませんか?」
「ちょうどリソラが出資して新しくしっかりとプロジェクトをやろうとしているのだけれど、興味があればどうですか?」
これは今年の2月に、川楠さんからいただいたご連絡。

その時私は認知行動療法や、AIなどにちょうど興味を持っていた時期で、セミナーの主催者側を務めた時期でもあった。
なんてタイムリーなんだろう!
なぜか勝手に運命のようなものを感じていた。

「はい、ちょうど興味を持って活動していて…実は1月に専門家を呼んでセミナーを開催していたんです」
「もちろん、興味ありますのでお話聞かせてもらえますか?」
返信したらすぐに返事が来て…とんとん拍子に一度会ってお話を聞くことになった。

とはいえ私は、AIについては何もわからない。
時代の流れとして表面的に単語や意味を知ってはいても、中がどうなっているのかや、先方が何を望んでいるのかは全く分からなかった。
ただ、興味がありやってみたいとだけは心から強く思っていた。


そうこうするうちにお話する機会がやってきた。
川楠さんの隣には、石川さんが。
私は石川さんをその時全く知らず、一緒に活動しているIT関係に強い方だとだけ聞いていた。
駅前で合流して、店に入る。
昼はファミレス兼カフェ、夜はバーになるようなタイプのその店は、穏やかで温かみのある照明が印象的だった。
ちょうど時間は4時半
人もおらず、昼と夜が入れ替わる黄昏時を感じさせる店内だったように思う。


前置きが長くなったがここからが本題だ。
それぞれ自己紹介をして、今回の企画の話を伺う。
AIにめっちゃ突っ込んだ話だったらどうしよう…なんてドキドキを私のよそに話は始まる。

「今回の企画は、アセスメントの後にカウンセリングありきの人財育成です」
「これから訪れるIT業界の人材不足の時代に先駆けての取り組みをしたい」
石川さんからそんなことを言われた。
「AIを用いたというのは?」
「将来的にはAIを用いて何かできるようになればと思ってるけど、最初はマッチングに使ったり社内の人財の分布がしっかりわかるようなものを作りたい」

思ってたのと全然違った!!!!
AIは?認知行動療法は?学習支援は?
私が思っていたものとは全然違ったけれど、石川さんから伺った時、私は内心とてもうれしかった。
むしろそっちはもっと前からやりたいと思ってました!という感じ。
思っていたのとは違ったけど、思いは一緒だった。
ボタンは掛け違っていなかった。

私はもともとアセスメントを作ったりしていたのだが、同時に課題も感じていた。
それは、人の一面しか見えないということ。
あなたは、“とても昔から興味を持っていたことをやってみたが、自分には向いてないと思ってすぐ辞めました”といった経験はないだろうか?
そしてこれは仕事の時にも起きてしまう。
「興味がある分野だったし入社できた時はうれしかったけど、なんか違うし向いてないんで、まだ2か月経ってないけど転職希望します」
こんな話はカウンセラー業務を行う中で日常的にある。
ITに興味を感じるようになったのはいつなのか。
どんなことがあったのか。
IT分野には会社はたくさんあるのに、なぜその会社を魅力に思うのか。
“興味”という領域をどんどん深掘りして、はじめて、自分が分かってくる。
アセスメントだけ行うというのは“興味”の部分だけで判断しようとしていることなのだ。
結果をもとにしっかりと対話でフィードバックや、キーワードを確認してこその意味のあるものだと思う。
アセスメントはきっかけなのだ。
結果をもとにしたカウンセリングを通して、自分の軸を明確にしていくきっかけの一つ。
そこまでやって初めて、ミスマッチや定着の低さは防げるように私は思っていた。

カウンセリングありきのアセスメント。
今回の話を聞くに、それを石川さんはやりたいというのだ。
ここから始めて、企業内にも広げていきたいという。
そうしたら、IT業界で人がイキイキと働ける職場環境にもなるだろうし、定着もしてくれる。
将来の人材不足の解消にも一役買うことができる。
そんな話に乗らないわけがない。
だって私もそうだと思うから。


今考えれば、ハッとすることが2つある。
1つは、今回のプロジェクトが、自分の信じるものを実現する手段の一つになるんじゃないかということ。
私の信念は、“自分に自信を持ってチャレンジしていくことができる人と社会を作る”というものだ。
カウンセリングありきのアセスメントというのは、自信を持ってチャレンジしていく社会を作る為の手段の一つなのではないだろうか。
自信がないというのは、周りの評価に影響されていたり、自分の経験がしっかり認識できていなかったりすることから来る場合も多いように思う。
きっかけ作りとカウンセリングで常日頃から自分に向き合っていけば、自分からチャレンジできることや機会を発見することも増えていくのではなかろうか。
2つ目は、対話によって新しいチャレンジが生まれたということだ。
最初はボタンを掛け違えていてもいい。
でも、対話を重ねれば相手の思いも自分の思いもしっかり明確になって、前に進むことができる。
この対話によって自分を見つけ、新しいチャレンジを生んでいく流れをもっともっと作っていきたい。


最初のお誘いの時に私が考えていたものと、実際石川さんがやりたいと思っていたことには大きなボタンの掛け違いがあった。
けれど、ボタンは掛け違っていなかった。
まずは、“統計的に見るとあなたはこういう人です”という無機質なアセスメント結果を、“だからあなたはこれに興味を持つようになったんですね”という、人のプロセスまで反映したあなただけの大切な結果へ昇華させる。
私たちのチャレンジは既に始まっている。