セクハラ、パワハラ、SOGIハラ?

セクハラ、パワハラ、SOGIハラ?

6月からパワハラ防止法が施行されましたね。
今回の法整備には、パワハラの中にSOGIハラも含まれることとなりました。
あなたはSOGIという言葉をご存知でしょうか。

SOGIとは

SOGIとは、「性的指向と、性自認」を指す言葉です。
性的指向とは、自分の恋愛感情や性愛の感情が、どの性別の人に向くかということを言います。
また、性自認とは、自分の性別をどのように認識しているかということを指します。
平たく言うと、「私は男性で、女性が好きだ」というような話をSOGIと呼びます。

SOGIハラとは

SOGIハラというのは、SOGIをもとにした嫌がらせのことです。
例えば、「お前、いつも男とばかり飲みに行ってるけど、男が好きなんじゃないの?」といった発言をされる場合などが当てはまるでしょう。
ここで大切なのは、当事者がセクシャルマイノリティ(以下LGBT)であることは関係ないということ。
SOGIを用いた嫌がらせであれば、パワハラと認定されることとなりましたから、性をネタにした不用意な冷やかしはセクハラにもパワハラにも該当する可能性が非常に高くなっています。

今までのパワハラ対策では足りません

SOGIハラという単語、あなたは知っていましたか?
今回、パワハラ防止法の中に、“SOGIに関する嫌がらせも含む”としてSOGIハラが明記されました。
これは、今までのパワハラ知識だけでは決して対応できない事例も増えてきているということです。
動画で学ぶ、研修を入れる、ヒアリングをする。
私たちリソラでも研修コンテンツや面談によるヒアリングを行っていますが、ハラスメントに悩む方が多いのが実情としてあります。
様々な対策をそれぞれの会社で行っていると思いますが、時代の流れに対応した対策をしっかり入れていかないといけません。

SOGIの知識を付けると何がいいの?

そもそもパワハラ防止法の中のSOGIハラですので、パワハラ対策を行うことはとても有効です。それに加えて、SOGIについて知っておくことで社内外の様々な人と交流を深める際に機会損失を防ぐことに繋がります。
嘘のような本当の話ですが、LGBTの担当者に対してSOGIを意識しない発言をしてしまったせいで営業機会が永久に失われてしまったということがあったということを伺ったことがあります。
また、人の能力はSOGIによって決まるものではありません。
知らないことで不用意な対応をしてしまい、採用や定着といった人事面での機会を逃してしまうリスクもあるでしょう。

次はあなたの番です

「今の法律は、大企業が対象だから自分たちには関係ない」
そう思った方、居るんじゃないでしょうか?
確かに、本年度のパワハラ防止法は大企業だけが対象となっています。
しかし、2年後には中小企業にも法律が適用されます。
2年ありますが、対策は今から進めるべきです。
ハラスメントに関して、あなたを含め、働いている人たちはとても敏感です。
適用されていなくても、今の社会は個人の発言力がとても強くなってきていますから、SNSで拡散され、事実以外のレッテルも貼られ、会社に大量のクレームが届く毎日を送ることになることが無いとは言い切れません。

ハラスメントがあるかもしれないという不安だけで、人は離れていきます。
どれだけ人を育成しても、働く環境がダメでは、活躍の場が無いようなもの。
会社は一人ひとりをしっかりと育てる機会を作る。
私たちは、成長を還元していく。
それを繰り返す中で、新しい付加価値の発見やイノベーションが生まれると私は信じています。
あなたもこの機会に、パワハラとSOGIについて一度考えてみてはどうでしょうか。

参考URL:

https://news.yahoo.co.jp/byline/matsuokasoshi/20200601-00181222/