新入社員のうちに取り組めること【スキル編】

新入社員のうちに取り組めること【スキル編】

「あの人は出来るのに私は…」
「自分だけが置いて行かれている気がして…」
スキル面で気になる悩み、あなたにはありませんか?
もしこのような悩みを持っている人は、そもそも職場の中で抜きんでた存在でありたいと思っていませんか?
例えばマラソンが苦手なのに長距離選手についていこうとしても現実的に無理であることと同じで、あなたも一緒に働いている同期が得意としているフィールドで勝負しているのかもしれませんよ。
ですから、まずは基礎スキルを身に着けて、自分の得意領域を探していくことをお勧めします。
今日は、学んでおくべきことを幾つかお伝え致します。

学ぶべきスキルとは?

スキルと聞くと、プログラミング言語だったり資格だったりが思いつく方が多いのではないでしょうか。
私は、スキルを磨くことを考える際には、自分の居場所を見つけられるようなスキルセットを目指すことを勧めています。
プログラミング言語も資格も、会社内での評価を向上させて居場所を作ったり、やりたい仕事に対しての居場所を空けてもらうためのものだと私は考えています。
一方で、目に見えるスキルだけに偏らないで学んでいってほしいとも思っています。
それは、会社の中でうまく仕事をしていくためのスキル。
これをおろそかにしてしまっては、チャンスを不意にしてしまうこともあります。
いきなり大きな目標に取り組まず、小さい目標をクリアしていくことも新入社員として職務に励む際に、気持ちが楽になるコツだと思っています。

どこでも通用する学ぶべきスキル

◆社内ルールや手続き:
会社のポリシーや手続き、業務フローを学び、適切に対応できるようになりましょう。
これ、意外と大切です。
手続きやポリシーを良く見ると、会社組織が見えてきます。

◆基本的な業務スキル:
担当業務に関連する基本的な知識やスキルを習得し、効率的に業務を遂行できるようになりましょう。
基本的な業務ができることは、足場を固めるようなものです。
最初に任せてもらえる仕事に応じて、考えてみるのが良いでしょう!

◆コミュニケーション能力:
同僚や上司と円滑にコミュニケーションを取り、意見交換や協力を促進しましょう。
コミュニケーションは対話です。
報連相で言うならば、相談を頑張ってみてください!

◆チームワーク:
チームの一員として協力し、助け合い、共同で目標達成に努めましょう。
周りに振り回されることも多くあるかと思います。
しかし、そのような中で自分がどう役立てるのか?等を考える習慣ができていると、背伸びをしたプロジェクトであってもうまくやっていけるように思います。

◆ネットワーク:
社内外の人脈を築くことで、将来的なキャリアアップや業務の円滑化につながります。
無形資産と呼ばれる代表格ですね。

◆フィードバック:
自分の業務や行動に対するフィードバックを積極的に求め、改善に努めましょう。
キャリアを重ねると、フィードバックをする立場にもなってきます。
自分からフィードバックを受けに行くことができるようになっていれば、目の前の人への適切なアプローチも分かってきますよ!

まとめ

いかがだったでしょうか?
大きな会社ですと、頻繁な社内研修があり、半ば強制的にスキルセットもできたりするものですが、小さな会社ではうまくいかないことも増えてきます。
新人だからと思わず、今自分が身に着けるべきスキルをしっかり考えてみてくださいね!

投稿者プロフィール

木村 俊夫
木村 俊夫
自信が無くて引きこもっていた自分が前に進めたきっかけは「聴いてくれる人」でした。大学卒業後から起業し「聴く」ことをベースに活動をしています。教育、面接、マネジメント、カウンセリング、講師と様々な複業の実践家でもある。
現在は「カウンセリング」の良さを広げる伝道師として活動を続けている。