【信用?信頼?】信頼される人になる!それとも、信用を勝ち取る?

【信用?信頼?】信頼される人になる!それとも、信用を勝ち取る?

「いつも信頼してるよ!よろしくね」
「あの会社は信用できる。大丈夫」
ビジネスの世界でも、信用や信頼という言葉は良く使われますよね。
特に、4月から新しく入社された新入社員の人から、「早く信頼されたい」というような相談を伺うことが増えてきています。
今日は、信頼や信用についてまとめてみたいと思います。
得るためにできること、実は結構あるんですよ!

信用?信頼?

信頼と信用は、似たような意味を持つ単語ですが、微妙な違いがあります。
一言で言えば、実績に基づくものが信用。情緒に基づくものが信頼と言えるかもしれません。

信頼している相手には、安心感がある気がしませんか?
それは、信頼とは他者に正直・誠実・真面目であることなどを期待することだからです。
言い換えると、信頼は、あなたが他人に期待し、尊重する感情的な側面を表します。
あの人は信頼できる人だ!と思う時、きっとその人に「正直で、まじめで、明るい人」といった印象を持っているのではないでしょうか?

一方で、実績を持つ人に対して信用を置くというような表現ではないでしょうか?
確かな実績がある人だから信用できる!といったような形容をすることになります。
これは、信用が他人が約束や契約、その能力や資質を評価したものだからです。

例えば、ビジネスの世界で、顧客が企業に信頼を寄せることができれば、その企業の商品やサービスに対して好意的なイメージを持ち、ファンになったりしてくれるでしょう。
一方、企業が信用を得るためには、約束や契約を守り、優れた製品やサービスを提供することが必要です。

信頼される人・信用できる人になるためのポイント


①イメージを整える
例えば、あいさつは目を見てしましょう!なんて言われたことがある人もいるんじゃないでしょうか?
新入社員のビジネスマナーで行っている人もいるかもしれませんが、所作を整えることであなたのイメージを向上させることに繋がります。

②ホウレンソウを徹底する
報告や連絡は必須と言えますが、相談は必要に応じて…という人もいるんじゃないでしょうか?
しかし、相談こそあなたの仕事を円滑にするポイントです。
相談することで、あなたの仕事ぶりを見てくれる人が増えるのですから、積極的にしていきましょう。

③謙虚になる
成果を作れたとしても、感謝を忘れないようにしましょう。
良く上司の人から相談されるのが、手柄を自慢するみたいな人に困っているということ。
今の適正や、部署の仕事に応じてOJTを行っているのだから、あの人はズルいとか、俺の成果だとかはやめて欲しいのだけど…という切実な声も聞いています。

④正しく自己評価する
正しい自己評価、出来ていますか?
指摘に言い訳をするとか、褒められて当然と思っているとかはないでしょうか?
正解があった学生時代から、正解が無い社会人へ。
この過程でフラストレーションを溜めてしまう人はあなただけではありません。
今できる最高を尽くせているかどうか。
それだけ考えてみてください!

まとめ

ぶっちゃけてしまえば、あなたの内面を100%見ることは誰にもできない。
どれだけ心がキレイで二心が無く、会社のことを本当に考えている人であったとしても、外から見てそう見えなければ信頼されることはありません。
だから、同じような実績を上げて「信用」を積み重ねても、あなたは「信頼」できないと言われることがあるんです。
いわゆる、日ごろの行いというやつで決まる部分もありますから、普段から少し気を付けるくらいがちょうどよいですよ!

投稿者プロフィール

木村 俊夫
木村 俊夫
自信が無くて引きこもっていた自分が前に進めたきっかけは「聴いてくれる人」でした。大学卒業後から起業し「聴く」ことをベースに活動をしています。教育、面接、マネジメント、カウンセリング、講師と様々な複業の実践家でもある。
現在は「カウンセリング」の良さを広げる伝道師として活動を続けている。