1つの経験から多くの気づきを生む方法

1つの経験から多くの気づきを生む方法

セミナー後記

「パソナさんとセミナーを合同でやりたいです!」
ほとんど決まっていた話が正式に決まった瞬間でした。

私たちキャリアブリッジでは無料セミナーを各種提供させて頂いていますが、この10月にはパソナさんと合同でのセミナーが実現しました!!
タイトルは、『Withコロナ時代の組織改善につながるキャリアカウンセリング』
新型コロナで働き方や悩みの質も変わってきた今だからこそ、私たちはキャリアカウンセリングに注目しています。
仕事とプライベートは明確に分かれているのが通常。
でも、分かれているけど同じあなたの人生なんだよね。
たった24時間しかない1日を、あなたはどのように切り分けていますか?っていうだけの話だと思う。
睡眠を削ってプライベートにささげる人もいれば、仕事に費やす人もいる。
大切なのはきっと、自分で「24時間の分け方を選択できていること」なんじゃないかな。
熱く語りましたが、今回はこのように私たちが行っている「生き方」の支援の一部を知っていただく内容でお送りしました。
この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたらご参加下さっているかもしれませんね。
この記事では、10月19日に行ったセミナー当日までの軌跡をまとめてみたいと思います。

そもそもパソナさんとの出会いのきっかけを作ってくれたのは私ではありませんでした。
このキャリアブリッジタイムズでも執筆している石川さんからご紹介いただく形で、実現しています。
パソナという企業名は誰しもが知っているんじゃないでしょうか?
私も、キャリアカウンセラーという仕事をしている際には、聞かない日が無いくらいよく聞く会社です。
そしてとても大きな会社。
内心では、ビビりながらの初顔合わせ。
一緒に仕事する仲間に泥を塗るのは嫌だし、目を閉じると心臓の音がやけに大きく聞こえるほどだったように思います。

結論から言うと、何も問題なくミーティングは進み、10月19日を迎えられたわけですが…
「いやー、大変でした!」
というのがホンネ。

何が大変って、せっかく合同でやるのに相手がやることとのリンクがうまく作れない。
内容を知らないから仕方ない、なんて言い訳にするわけにはいかないから直前でミーティングを行ってなんとか資料を仕上げました。
「あー、よくわかりました。ありがとうございました!」
ミーティング終わりにあれだけスッキリしたのに、PCに向かうと
「ウーン…」
やっぱり悩む。
15分で、知りたいことを伝えられて、良かったって言ってもらえるものをつくらないとという焦りとかプレッシャーとかを一番感じるのが資料作り。
誤字があるとダサいし。
ごちゃごちゃするのもイケてないし。
でも、ごちゃごちゃしちゃうんだよね。
ちょっとでも、見てもらいたいから。

気持ちは文字に込めるんじゃなくて、当日の熱意に込める方がいいってことは分かってる。
でも、資料を受け取った人が受け取って良かったなって思ってもらえるものになっていることを考えちゃう。
そして、長くなるんですよね。

何とかまとめきったのは、当日の朝。
もちろんだいぶ前に出来てはいたけど、スライド並べ替えたりとかストーリー整えたりとか、話すこと精査したりとか。
他の人がどうやってるのか知らないけど、私はそんな感じで泥臭くやってる。

そんなドキドキのセミナーの結果。
満足してくださったかた85%を上回るという嬉しさ。
100%じゃなかったのは残念だけど、悪いという意見は一つもなかった。
本当にやってよかった。
キャリアカウンセリングの良さを伝えていくには、言葉を尽くし、体験してもらい、その人にも広げてもらう。
そんなサイクルの最初の一歩が踏み出せました。

一人で立つ時は数多くあるけど、二人で、しかも短くというのは思った以上のチャレンジでした。
やってみて気づいたのは、「言いたいことは何なのか」を徹底的にブラッシュアップすることが大事だなってこと。
当たり前だけど、「あれも、これも」じゃ終わらない。
「あれか、これか」を判断して、ちゃんと伝える。
これってほんとに磨いていくスキルだなあって思う。

今回はWEBセミナーに登壇する時の話だけど、どんな仕事でも似たようなところはありますよね。
軸は何なのかがブレてしまうと、完成品にも影響するし、無駄な作業が増えたりしませんか?
例えば、開発する際も初期リリースで対応するべき根幹のシステムはどこなのか?なんて、スコープをしっかり決めたりするけど、それと一緒なのかなって思います。

今回取り組んだことをつらつらとまとめたけれど、実はこれはキャリアカウンセリングの本質に繋がるのかもしれない。
一つの経験を言葉にしていくうちに、大切にしていたものや多くの気づきが生まれる。
活かす先がいくつも見え、既に活かしていた事実も分かる。
そうしているうちに、やってきた自分が等身大になってくるんです。
自分一人で取り組んでもいいけれど、そんな時そばで支援してくれる専門家がキャリアカウンセラーです。
読んでいるあなたも、良ければキャリアカウンセリングを体験してみてくださいね(宣伝)

最後になるけど、WEBセミナーは見てくれる人がいるからできること。
本当に見て下さって感謝します。
次の講演も見てくださいね!

おわり。

投稿者プロフィール

木村 俊夫
木村 俊夫
自信が無くて引きこもっていた自分が前に進めたきっかけは「聴いてくれる人」でした。大学卒業後から起業し「聴く」ことをベースに活動をしています。教育、面接、マネジメント、カウンセリング、講師と様々な複業の実践家でもある。
現在は「カウンセリング」の良さを広げる伝道師として活動を続けている。