人の相談に乗るのがしんどい時にできる対策【つらい時にできること】

人の相談に乗るのがしんどい時にできる対策【つらい時にできること】

「仕事ですから仕方ないんですけど・・・」
そう枕詞を付けて語るのは、リーダーや人事の人。
もちろん、人の相談に乗るということ自体は誰しもが行っていることです。
一方で、「仕事」として行っている人は少ないんじゃないでしょうか?
私たちカウンセラーは仕事として行っていますが、人事やリーダーの人は「話を聞くこと」はメインの仕事だと感じていますか?

辛くなりにくい状態を作りたいならこちら→ 記事:【つらくならないためにできること】

今つらい状態の人へ

相談を受けて辛く感じるときにできることは、大きく分けて二つ。
「逃げる」ことと、「頼る」ことです。
あなたに相談しに来る人は、あなたを頼りにしています。
だから、「逃げるなんて失礼だ」と思いがちですが全くそうではありません。
頼りにしてくれた人に最大限の支援をするために必要な時間が、逃げることと頼ることなのです。

実際にできること

  • 休憩を取る
    相談を受けた後、一度立ち止まって深呼吸し、気分転換をすることでリフレッシュ。
    すぐ何かしてあげたいと思っても、一旦立ち止まってみてください。
  • 助けを求める
    自分一人で抱え込まず、信頼できる友人や同僚、上司に相談することで、解決策やアドバイスが得られます。
    また、本当に適切な窓口になれる人が見つかる場合もありますよ。
  • 時間をかける・後回しにする
    長いこと考えても解決できなかったものが相談としてあなたのもとにやってきます。
    つまり、そもそもすぐに解決できる問題ではないという前提のもとお話していきましょう。
    相談してくれたから助けてあげたい!という気持ちが先行しても、解決にはなりません。
  • ストレス対策をする
    掛かっているストレスを解放しましょう!
    運動や趣味の時間を作るなど方法は人それぞれですが、自分は大丈夫だと思わずにリラックスできる手段を講じましょう!
  • カウンセリングを検討する
    体調に問題が無くても、プロのカウンセラーに相談することが意外と有効です。
    今のあなたに適切なサポートやアドバイスを行うことができます。
    さらに、「盗めるスキルが見つかった」という声も上がっています。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、「今、楽になる」というコンセプトで書いております。
次回は、相談を聞くことが得意になるスキルについてお伝えします。
人と人の関わりは、仕事をしている上で絶対になくならないものです。
「苦労もつらいのも当たり前。自分の役割だから…」とあきらめたりしないように、できることから始めていきませんか?

投稿者プロフィール

木村 俊夫
木村 俊夫
自信が無くて引きこもっていた自分が前に進めたきっかけは「聴いてくれる人」でした。大学卒業後から起業し「聴く」ことをベースに活動をしています。教育、面接、マネジメント、カウンセリング、講師と様々な複業の実践家でもある。
現在は「カウンセリング」の良さを広げる伝道師として活動を続けている。