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【後編】世代間ギャップ！なんか合わないなという関係の対策を考えてみた

不安を感じている自分や部下が見ているものは？

不安を感じている自分や部下が見ているものは？

「不安で仕方がないんです・・」再就職相談を受けていて、言われることが多くあります。「前の会社ではこうだった・・だから今度はそんなことがない会社で働きたい」
辛かった経験から、そうでないように・・と願われるのは、仕方がないことです。それでも、○○でないように、××は避けたい、△△になったら困る・・と過去の出来事に囚われて、そこにばかり目が行くことで不安な気持ちが倍増し、動けなくなっているように感じます。

また、「期待に応えられなかったらどうしよう」「もし、自分のやりたいことが違っていたらどうしよう」と不安になり、「入ってみないと会社の内部はわかりませんよね。どうしたら入る前にわかりますかね・・」と、入社前(いや、内定というか応募前から）不安になって行動できない方もいらっしゃいます。

就職活動だけではなく、コロナ禍の今、私たちは不安でいっぱいになることが多くあります。部下や友人から「不安で・・」と相談されて、どうしよう？と困った方もいらっしゃいませんか？
何がそんなに私たちを不安にさせているのでしょうか？

色々な切り口で不安の原因は分析されていますが、今回はこんな視点でお伝えしたいと思います。そう、ズバリ、自分を不安に追い立ててしまう「私の視点」です。

人は不安を感じる時、次のどちらかの視点になっているようです。

1つは過去の視点・・
昔はこうだった、だから今度もこうなるに違いない・・という視点です。
前の会社はこうだった。先輩もストレスで辞めた。誰も手伝ってくれなかった。上司は相談したらイヤそうな顔をした　etc・・

2つ目は未来の視点・・
わからない、予測できない、知らない　etc・・・

いかがでしょうか？そういえば・・と思い当たることがありませんか？
それでは、そういった不安を解消・軽減するにはどうしたら良いのでしょうか？

私は以下をお勧めします。

「過去」の視点→　過去にこだわらない、同じだとは思わない
「未来」の視点→　情報収集することにより、予測できる範囲を増やす

「なあんだ」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実はとても効果的なんですよ。ぜひ、やってみてください。
なんでこんなに不安なんだろうと思ったとき、あれ？今、私の視点はどうなっている？と分析してみましょう。そして過去の視点になっていないか、未来の視点で不安を煽っているのではないか、冷静に自分を観察してみましょう。
そして、現在の視点に戻してみて「現在」自分は何をするべきなのかを考えてみてください。不安をゼロにすることは難しくても、軽減されれば行動もしやすくなるはずです！

これは自分だけではなく、周囲の人へのちょっとしたアドバイスに使えると思います。不安だ～と困っている仲間や部下がいたらぜひ、まずはじっくり聴く、そして「こんな風に捉えてみたら？」とワンポイントアドバイスしてあげてください。
あ、でも第一には不安をちゃんと聴いてあげてくださいね。どんなに良いアドバイスでも、聞かないで「こうすればいいよ」とすぐに解決策提示だと相手に伝わらないことが多々あります。
そう、その話はまた別の機会に・・