閉塞感をぶち壊すには?

閉塞感をぶち壊すには?

私の仕事の一つにキャリアコンサルタント養成講座の講師があります。受講中は、教室外で関わりを持つことはできないのですが、講座終了後はお声かけいただくと久しぶりにお会いすることもあります。

先日は、キャリコン試験が終了し合格発表前にクラスメンバーでZOOMを使ってのお疲れ様会に声をかけていただき、参加をいたしました。4カ月ぶりの再会です。
マスク無しの(講座中はがっちりマスク!)お顔を拝見しながら、現状報告会となりました。

そこには、絶対試験に合格します!と断言して就職先を勝ち取ったり、社内で新しいポジションを得た方が複数いらっしゃいました(受からなかったらどうしようという、切実な声も併せてあり)。また、さらに知識を深めるために学びを始めている方や、家庭内の新しいイベントの役割を果たされていたり・・と、皆さまの頑張りを聞かせていただきました。

どなたも、とても意欲的で、何よりもすごいと思ったのは自らチャンスを得るために動いていらっしゃること。勿論、家庭の事情などで動けなかった方もいらっしゃいましたが、役割を果たされた納得感をもって、今度こそ試験に挑戦したいと熱く語っていらっしゃいました。

コロナ禍において先が見えない、描けないという言葉がついつい出てしまいますが、今回彼らはまさに先が見えないからこそ、自ら「したいこと」や「ありたい姿」に向かって、種まきをして、良いご縁を得たり、さらにその縁を次に繋げたりしているのです。閉塞感が増す今だからこそ、その息苦しさを破って飛び出すことが大切なのだと実感しました。「種まき」と書かせていただきましたが、キャリア理論でもよく使われる、クランボルツ教授の「プランド・ハップンスタンス」ですね。そう、偶然(ハップンスタンス)を自ら起こすのです。そのためにはどうするか・・・
「DO!」とクランボルツは言っています。まさに「動け!」です。種まきはまさしくその動きの一つ。

「プランド・ハップンスタンス」は閉塞感をぶち壊す秘訣ですね。

(追伸)キャリアコンサルタント試験の合格発表がありました!結果報告のメールをたくさん頂いています。合格された方、おめでとうございます。今回、残念だった方も学びは必ず力になっているはずです。自分を信じて動いてください、応援しています。