【忘れっぽい人必見?】求められるアンラーニング

【忘れっぽい人必見?】求められるアンラーニング

新しいことを勉強しなさい!
間違えたら間違えないように復習して定着させなさい!
子どものころから言われてきていませんか?
ですが、実は今求められているのは過去のことを忘れて定着を捨てることなんです。
それをアンラーニングなんて呼んでいるわけですが、今日はそれについてお話してみようと思います。

アンラーニング

「アンラーニング (Unlearning)」とは、既存の知識や習慣、信念、態度などを捨て去り、新しい知識やスキル、アイデア、パラダイムなどを学び取るためのプロセスのことです。

アンラーニングは、一般的に、古い慣習や習慣を変えたり、新しいアイデアや技術に適応したり、古いパラダイムを打ち破って新しい考え方を採用したりする必要がある場合に重要とされています。
また、アンラーニングは、人々が新しい状況に適応するために必要な柔軟性や創造性を促進することができます。

例えば、従来のビジネスモデルが変化する場合、従業員は従来のビジネス手法に固執することなく、新しいビジネスモデルを理解する必要があります。
この場合、アンラーニングは、古いビジネス手法を捨て去り、新しいビジネスモデルに適応するために必要なスキルや知識を学び取るプロセスとして役立ちます。
前回の記事でもお伝えしましたが、SFA(営業支援ツール)を導入したのにずっと手書きとホワイトボードで営業やってる人の話は、アンラーニングができていないと言えるでしょう。

このようにアンラーニングは、新しい知識やスキルを習得するために必要なプロセスであり、学習の最初のステップとして重要です。

余談ですが、アンラーニングの話を高校生にしたら、「ポケモンと一緒ですね!」と言われました。
ポケモンも使える技は4つまでで、新しい技を覚えるときは何か一つを捨てないとならないという点では共通していますが、この発想はありませんでした。
柔軟な発想に出会えるのも、カウンセリングの魅力です。

まとめ

アンラーニングはあくまで頭の中を整理して、新しい知識を付けるためのスペースを作る作業です。
忘れることが目的ではありませんので注意してくださいね。
次にインプットされる知識の定着を図るための第一歩なのです。
あなたは、これから何を学びたいですか?

最後に

何のために習慣を捨てようとしているのか?
どうして捨てられないのか。
カウンセリング現場でもうまくいかない悩みとして語られることが多いです。
やらされ仕事になってたりするとうまくいかないと思いますので、そういう時はぜひご相談下さい!

投稿者プロフィール

木村 俊夫
木村 俊夫
自信が無くて引きこもっていた自分が前に進めたきっかけは「聴いてくれる人」でした。大学卒業後から起業し「聴く」ことをベースに活動をしています。教育、面接、マネジメント、カウンセリング、講師と様々な複業の実践家でもある。
現在は「カウンセリング」の良さを広げる伝道師として活動を続けている。