VUCA時代に求められるものとは?
- 2021.03.24
- 就職/転職
大学の裏の桜の木が満開でした。暖かい場所なのか緑の葉もチラホラ・・
やはり今年は早いのかな?なんて思いながら眺めました。
今日は大学でのカウンセリング日でした。
卒業式が近いということもあって、「おかげ様で卒業できます」とお礼を言いに来てくださる学生さんもチラホラといらっしゃいました。
理系大学で単位取得が厳しく、留年率の高い大学という噂もあるほどですので、就活と学業の両立に悩む学生が多いのも我が大学の特徴でもあります。
だからこそ、無事に卒業や志望していた企業への内定を獲得して挨拶に来てくださる学生の顔はとても晴れやかです。
そんな彼らの顔を見るのがとても嬉しくて、まさにカウンセラー冥利です。
さて、表題にありますVUCAの時代、先が予測できない時代と言われる中で、重要な力として「自己効力感」が挙げられていました。
これは「自分だったらきっとできる」と自信をもって立ち向かう力のことです。
先が見えないからこそ、チャレンジ・挑戦が大事になるわけですね。
そして、自己効力感が獲得されるには、4つの要素があるとバンデューラが説いています。
言語的励まし「貴方ならできるよ」というのも1つですが、最も効果的なのが「成功体験」です。
なるほど!と思った方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
後輩や部下に自信を持て!と説得するよりも成功体験ができるように支援することが一番有効なわけです。
無事卒業できました!内定が取れました!という成功体験。
そしてそれを獲得するために頑張った日々は、まさにVUCAの時代にとても大切な経験なのです。
だからこそ、報告の帰り道を弾む背中に「貴方ならきっと大丈夫」と話しかけたくなるのです。
今日もとても素敵な一日でした。
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