キャリアコンサルティングってどういうことをするの?
- 2020.08.11
- キャリアカウンセリングについて 職場/仕事
ストレートに聞かれると戸惑ってしまいますが、まだまだ知名度がそんなに高くないのでキャリアコンサルタントの私としては説明できねばと考えています。いわゆるカウンセリングとは違うの?とも聞かれますが、日本ではカウンセリングというと治療的なイメージがあるかもしれません。キャリアコンサルタントが国家資格になったとき、欧米同様キャリアカウンセリングというか検討した結果、日本はカウンセリングは治療的なイメージが強く、今後気軽に利用してもらうにはキャリアコンサルティングという表現のほうが良いのでは、という経緯でキャリアコンサルティングとなったそうです。
そもそもキャリアって言葉自体を皆さんはどう捉えていますか?職業経験?職位?仕事?キャリア組なんて言葉もありましたね。これらの言葉が示すところのキャリアはワークキャリアです。それらを含んで広く捉えるのがライフキャリアです。つまり、職業だけではなくライフも含めること。家事をする、余暇を楽しむ、子供としての役割、親としての役割、などなどその人の人生における役割を広義のキャリアと捉えています。
つまり私たちキャリアコンサルタントは、相談者の方がその人らしい人生を送るための支援をすることを大切にしています。そのためには相談者は自分自身を理解し、周りの環境に適応し、成長・発達していくことが必要となります。キャリアコンサルタントは傾聴手法を使い相談者と信頼関係を構築して理解をする、そして専門家として相談者のための情報提供やアドバイスをして相談者が抱えている悩みや問題、ありたい姿・目標を叶えるお手伝いをするわけです。
ちょっと堅苦しい話になってしましましたが、なんかこの先が描けない、今の仕事は自分に合っているのだろうか、モヤモヤする・・そんなふわっとした状態でもぜひ気軽に相談にいらしてほしいと思っています。あ、アドバイスといっても私たちがこうしなさいと決めるのではありません。相談者の方が自分で決められるようにお手伝いするわけです。なぜなら自分らしい人生とは、自分で決め、自分の人生に責任を持つことが欠かせないからです。決められない?怖い?・・だからこそ私たちがいます。一緒に考えてこれからすべきことを定めてみませんか?
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