アダプタビリティ

アダプタビリティ

人の能力の中で、今後は「変化に順応すること」
がより重要となってくるのではないかと私は考えています。

コロナというパンデミックを経験して、
今まで当たり前だったことがそうではなくなりました。
生き方も変化を許容せざるを得ない状況です。

キャリアとは生き方そのものです。
今後、キャリアはさらに多様化してくるでしょう。

コアコンピタンスを持ちつつも、アダプタビリティが高い人が
市場に必要とされてくると。

アダプタビリティとは、いかに考え方をまとめますが、
「柔軟な考え方をもって、変化する環境からサインを受け取り、
自己に関する正確な情報を受け取り、
今の自分との一致を図りつつ変化受容し的確に反応することを
今に状況に対して適用させる強い意思持って対応する傾向および準備度のこと」

を言っています。

またどこかで話をしますが、
ダグラス・T・ホールが提唱している、プロティアンキャリアでも
アダプタビリティは定義されています。
今後、大切なスキルとなるのは間違いないです。
では、どうしたらアダプタビリティを向上させられるでしょうか。

私の考えでは、
自分の持っている視野・視座を拡げて、
自分の中で確立はしているものの、もう少し柔軟に考えられるような余裕をもって物事に取り組み
変化を受け入れて、不確実なことやものに対しての体制を身につけていくこと、
だと。

ひと言で言うと、変幻自在に生きる、ということです。なかなか難しいのですが…
普段から変化を許して、なるべくその変化に寄り添ってみるような訓練が必要だし、
新しい価値観を許容できるような余裕が欲しいです。

その結果、振り返ってみると、
アダプタビリティが強くなっているような、そんな気がします。