【セルフケア】ボーっとすると疲れが取れる!?
- 2022.06.23
- 健康/メンタルヘルス/気分
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前回の記事で、現代は情報が溢れすぎているというお話をしました。現代人は目を開いていると常に多くの情報にさらされており、いつも脳が疲れています。
脳が疲れると身体も疲れてしまいますし、思考や判断力が鈍くなり、思い込みや勘違いも起きやすくなり、自己肯定感の低下につながります。そのため、意識して脳を休めることが、自己肯定感を高めるコツです。
今回は、「脳の疲れの取り方」についてお届けします。
スケジュールに空白はありますか?
あなたの今月・来月のスケジュールに、何も予定がない日はありますか?もしかすると、仕事が忙しくて休日を確保することが難しくなっている方もいるかも知れませんね。最近はリモートワークの普及に伴い、公私の切り替えが難しく、ずっと仕事モードになっている方も多いようです。
また、仕事がお休みの日でも、予定をたくさん詰め込んでしまい、仕事の日よりも休日の方が忙しい方もいるかも知れません。
やりたいことがたくさんあって休日が充実している点は良いのですが、実はこのように予定を詰め込んで毎日活動していると、脳がとても疲れてしまいます。
知らず知らずのうちに脳の疲れが溜まると、仕事の時に思うように力が発揮できなかったり、急にヘトヘトになって何もやる気が起こらなかったり…ということに繋がります。脳の疲労を防ぐには、スケジュールに余裕を持たせておき、「何も予定がない日」「何をしても良い時間」を作っておくのが効果的です。
スマートフォンから離れる時間を作る
気が付いたらスマホを触っていて、SNSを見ていることはありませんか?スマホでSNSを見ると、楽しい情報も得られますが、ネガティブな情報もたくさん入ってきます。そして、いいねやフォロワーの数を気にしていると、いつの間にか自己肯定感が下がってしまいます。
そこで、意識してスマホやパソコンから離れる「デジタルデトックス」を行うことがおススメです。スマホやパソコンを触る代わりに外に出て趣味の活動をするなど、スマホ以外に楽しめるものを見つけると良いですね。
朝起きる時にスマホを目覚まし時計にしている方も多いと思いますが、私のおススメは「スマホは寝室以外の場所で充電しておき、朝は目覚まし時計に変える」ことです。スマホを目覚ましにしていると、どうしても寝る直前や起床時にスマホを手に取っていろいろと見てしまいます。私も去年からスマホを目覚ましにするのを止めましたが、スマホに依存しなくなり、睡眠の質も上がりました。
いきなりスマホから離れるのが難しくても、寝る前の数時間だけは使わないようにするなどから始めてみても良いのではないでしょうか。
情報を何も入れない時間を作る
人間の脳は無意識に様々なことに注意を向けて情報を取り入れるため、疲労は知らないうちに蓄積していきます。スマホで誰かと連絡を取りながらテレビを見ているだけでも、疲労が溜まっていってしまうのです。
たからこそ、何も考えない「無」の時間を意識的に作ると、脳の疲れを取る事ができます。つまり、ぼーっとする時間を作ればOKなのです。現代人は頑張りすぎなので、「この時間はぼーっとするぞ」と決めるくらいでちょうど良いのではないかと思います。
ただし、「何も考えずにぼーっとする」というのは、思ったより難しいものです。試しに、今「ぼーっとしてください」と言われても、頭の中にいろいろな雑念が湧いてくると思います。
そこで、私が実践している、簡単にできる「ぼーっとする方法」をいくつかご紹介します。
目を閉じてゆっくりする
私は、朝に10分間の瞑想をしているのですが、やるだけで安心感が湧いてくるのでとてもおススメです。本格的な瞑想をしなくても、目をとじてゆっくりするだけで良いと思います。目からの情報を遮断するだけでもリラックスできます。
自然を見つめる
山や木、空などの景色を見るのも良いですし、鳥や植物を眺めてみるのも癒されます。自然の音に耳を傾けてみるのもおススメです。近くに自然豊かな場所があれば、スマホから目を離して散歩をしてみるのもいいですね。
移動中には景色を見る
電車で移動する際、ついついスマホを見てしまいませんか?私も意識をしていないとすぐスマホを見てしまうのですが、疲れていると感じた時は、何もしないようにしています。スマホを見たり読書をしたりすることをやめて、ただ電車から見える景色をボーっと見るのです。地下鉄の時は、つい広告に目が行ってしまいますが、どこか一点を見つめてぼーっとするようにします。こうすることで、脳が休まります。
最後に
今日は「脳の疲れの取り方」を紹介しました。私はよくヨガもやるのですが、自分の思考を完全にストップして「無」になろうとしても、全然うまくいきません。人間はそれくらい、いつも何かを考えて、脳が動いているのだな…と驚かされます。
ただ、本日紹介したように「スマホから離れてボーっとする時間を取る」ということをやってみるだけでも、脳は少しお休みできます。結果、身体の疲れもマシになり、自己肯定感が高まったり活力がみなぎってくるということが期待できます。
あなたの脳は、あなたが思っているより疲れているかも知れません。一度、ぼーっとする時間を取ってみてはいかがでしょうか?
投稿者プロフィール
- キャリアカウンセラー
- 2010年より介護サービス企業の法務に10年間携わり、マネジメントも経験。自分がカウンセリングを受けて気持ちが楽になったことからカウンセラーになることを決意。2020年より生活保護受給者の就労支援カウンセラーとして従事した後、2021年10月にキャリアブリッジへ入社。2021年よりフリーのキャリアカウンセラーとしても活動中。
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