仲間の「いつもと違う」がわからなくなった リモートワーク

仲間の「いつもと違う」がわからなくなった リモートワーク

ストレスがたまってくるとストレス反応と言って、3つの側面で症状が現れます。
1つは心理面・・イライラ、不安、活気の低下などの精神症状、2つ目は身体面・・頭痛・肩こり・胃痛・食欲不振・不眠などの身体症状、3つ目は行動面・・飲酒・喫煙量の増加、仕事のミス、身だしなみの乱れ、遅刻、泣き言を言うなどの行動変化です。
特に行動面は、本人はわからなくて周囲の人が気づく、という事が多くあります。
企業様の研修などで部下や仲間の行動が「いつもと違う」という変化に気づいてあげてください、と伝えてきたのはここにあるからです。

しかし、コロナでリモートワークが増え、この「いつもと違う」に気づくのが難しくなってきてしまいました。打ち合わせが終わってすぐに、オンラインを切ってしまうなど、情報伝達のみとなってしまったからです。さあどうしたら良いのでしょうか?

今はどこも、ここは手探り状態ではないでしょうか?
どうコミュニケーションを取るか?はもちろん、雑談の重要性を真面目に語るなんて、想像もしていませんでした。そう、前例のないことですから、ここは創意工夫する必要があるかもしれません。

私たちリソラはIT企業なので、在宅ワークは得意です。(あ、私はキャリアカウンセラーなので、Itは全くの音痴ですが)進捗管理など、まめにミーティングをしていますが、時々ランチ会という催しがあります。これは在宅になって始めたことです。
つまり、会社経費でランチ代を出すので、同じものを食べよう、そして雑談しようという企画です。前回は仕事で参加できなかったのですが、なかなか良い試みだと思っています。次回は「お寿司」なので、どうか仕事と被らないようにと願っています。

そうなんです、リモートワークでコミュニケーションがとりづらくなった、雑談すらできないということで不安を感じるくらいでしたら「仕掛け」を積極的に造ることを提案したいと思います。

今さら?、不自然?・・などなど色々思うことがあるかもしれませんが、やってみる価値はあるのではないでしょうか?
1ON1ミーティングではなく、1ON1雑談!!


そんなに時間はかけなくて10分でも、いや、5分でも良いと思います。
近況報告とか、あまりプライバシーを詮索するとハラスメントになるのでそこは注意。話したい内容だけ話す、無理はしないという約束を事前にして、ちょっと気軽にやってみませんか?
 2人だけで会話が続かないと怖い、却って気を使うということであればもう1人、聴き上手な人を加えてみるのも手ですね。
そして、うまくいったよ!成功談!などありましたらぜひ、教えてください。
あ、失敗談こそ大切かな?どうしたら良かったのかも含めて皆さんと共有したいと思います。

どうぞ、よろしくお願いします。

本当はリアルでお茶しながら雑談したい・・