カウンセラーが教える職場の人間関係改善術【第1回】職場の中にある人間関係の負担とは?

カウンセラーが教える職場の人間関係改善術【第1回】職場の中にある人間関係の負担とは?

キャリアカウンセラーの岸まゆみです。
今回から「カウンセラーが教える職場の人間関係改善術」をテーマに書いていきますね!

今回は「職場の中にある様々な人間関係の負担」について話していきたいと思います。
そもそも、人間関係がうまくいっていない職場の特徴って、どんなものがあるのかを考えてみましょう。

人間関係がうまくいっていない職場の特徴

 ・コミュニケーションが少ない
 ・業務量が多く、一人ひとりの気持ちに余裕がない
 ・常にイライラしている人や、常に怒られている人がいる
 ・常に他人の顔色を伺って仕事をしている人が多い
 ・本音を話せる場がなく、言いたいことをため込んでいる人が多い 

あなたの職場では、このような状況になっていませんか?

職場の課題がはっきりしていなくても、あなたが「なんとなく会社の雰囲気が悪い」「居心地が悪い」と感じている場合、人間関係がうまくいっていない職場になっている可能性が高いです。

上記のような状態を放っておくと、さらに大きな問題へと発展してしまいます。そして、実際にその職場で働く方の「不満」「悩み」へと繋がっていきます。

カウンセリングで聴いたリアルな声

私たちはキャリアカウンセリングの場で、様々な方のお悩みを聴いています。
カウンセラーは仕事における利害関係のない「他人」だからこそ、リアルな本音を話していただけることが多いです。
その中で印象的だった「人間関係がうまくいっていない職場からの生の声」の一部をご紹介します。


【人間関係がうまくいっていない職場からの生の声】

・職場に苦手な人がいるんです。できるだけその人を避けるようにしているのですが、どうしても仕事上、関わらないといけないんです。

全然こちらの話を聴かずに被せて喋ってくる人がいて困っています。会話のキャッチボールができないのです。

・仕事はできるけど常にイライラしている…という人がいて、雰囲気が悪いです。

・嫌がらせをしてきたり口うるさく怒ってくるベテランがいて、逆らえないんです。

・意見を言いづらい環境です。部屋が寒くても、「暖房の温度を上げてください」って言うことすら遠慮してしまいます…。

・上司が信用できないし、上司とはできるだけ話したくありません。

・上司や同僚と一緒に過ごすランチの時間が苦痛です。興味のない話ばかりをされて、全然ゆっくりできません。

・部下にいくら教えてもできるようになってくれなくて、イライラします。

…などなど、様々な現場の声をお聴かせいただきました。

私も職場の人間関係で悩んでいた時期が長かったので、これらのお悩みを持たれる気持ちは分かります。以前勤務していた職場では、仕事中はもちろん、社長の隣で気を遣いながら過ごす飲み会も苦痛でしたね。(幸い、コロナ禍で飲み会がなくなって助かりましたが)

特に、自分にとって苦手な人が1人でも職場にいると、それだけですごく負担になると思います。

まとめ

今回は、「職場の中にある様々な人間関係の負担」についてお伝えさせていただきましたが、いかがでしたか?
あなたが共感できる点もあったかも知れませんね。

次回からは、今回挙げたような人間関係のお悩みを解決するためのコツを伝授していきますね!


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投稿者プロフィール

岸まゆみ
岸まゆみキャリアカウンセラー
2010年より介護サービス企業の法務に10年間携わり、マネジメントも経験。自分がカウンセリングを受けて気持ちが楽になったことからカウンセラーになることを決意。2020年より生活保護受給者の就労支援カウンセラーとして従事した後、2021年10月にキャリアブリッジへ入社。2021年よりフリーのキャリアカウンセラーとしても活動中。