【セルフケア】自分に自信が持てないときはどうすればいい?

【セルフケア】自分に自信が持てないときはどうすればいい?

キャリアカウンセラーの岸まゆみです。
仕事や日常生活の中で、自信をなくしてしまうことはありませんか?

どんな人でも自分に自信が持てない時があるのではないかと思います。
今回は、そんな時におススメの方法をご紹介します。

短所を長所に置き換える

誰でも長所と短所があるものです。「長所しかない人」や「短所しかない人」なんていませんよね?

しかし、自分に自信がない時は、どうしても自分の「短所」にばかり目がいってしまいます。自分の短所を見つけて改善のための努力をすることは、自分の成長に繋がります。しかし、短所にばかり目を向けていると、「どうせ私なんて・・・」といったネガティブな思考が頭の中の大部分を占めてしまいます。「こんなところがダメだ」と自分にダメ出しを始めてしまうと、どんどん悪い部分を見つけて、さらに自己嫌悪に陥り、自己肯定感は下がる一方です。

そんな時は、短所の見方を変えてみることがおススメです。短所の裏側には、必ず長所があります。いくつか例を挙げてみます。

・消極的 → 慎重さがある
・せっかち → 行動が早い
・話すのが下手 → 聞き上手
・すぐに飽きてしまう →興味の幅が広く、いろいろな体験ができる

このように、短所の見る方向を変えれば長所に変わります。短所がたくさん出てくるということは、それだけあなたの長所も出てくるということです。自分の嫌な部分に目がいったときは、背中合わせの長所に目を向けてみてください。

1日の終わりに3つのいいことを書き出す

ストレス耐性を上げ、幸福度を上げるトレーニングとして、スリーグッドシングスという方法があります。日本語では、「3つのいいこと」を呼ばれています。

やり方はとてもシンプル。1日の終わりに、「今日よかった出来事を3つ思い浮かべて書きだす」。たったこれだけです。

内容はどんな些細なことでも構いません。

・帰り道の信号がタイミングよく青になった
・コンビニで買ったコーヒーがおいしかった
・同僚にお菓子をもらった

など・・・

手書きで書き出すのがおススメですが、スマホのメモに書いたり、SNSに投稿したりしても構いません。私も毎日手帳に書いたり、よかったこと3つをTwitterでつぶやいたりしています。

ポイントは、とにかく小さなことでOKなので、その日のいいことを3つ思い浮かべて出すこと!「今日は何もいいことがなかったな」と思ってしまった時は、こんな風に書いています。

・朝起きることができた
・1日無事に過ごせた
・ご飯を食べることができた

命があることや、住む場所があることも、当たり前のようですがとても幸せなこと。このリストを書く事で、ふだんは当たり前すぎて意識していない幸せにも気づく事ができるようになります。

このスリーグッドシングスを続けていくと、脳が自動的に「いいところ」を探すようになります。すると、ちょっとしたことでも幸せを感じることができ、自分の良いところも見つけることができ、自己肯定感が高まります。

最後に

本日は、自分に自信が持てないときにおススメの方法をご紹介しました。本日紹介した「スリーグッドシングス」は、習慣化すると心の底から幸せな気持ちになり、周りの人への感謝の気持ちも強くなり、悩みも少なくなってきます。

人間の習慣は21日で定着するというデータがあるので、まずは3週間続けてみてはいかがでしょうか?続けていくと3週間後には今よりもっと前向きな自分に出会えるはず!ぜひ試してみてくださいね。


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投稿者プロフィール

岸まゆみ
岸まゆみキャリアカウンセラー
2010年より介護サービス企業の法務に10年間携わり、マネジメントも経験。自分がカウンセリングを受けて気持ちが楽になったことからカウンセラーになることを決意。2020年より生活保護受給者の就労支援カウンセラーとして従事した後、2021年10月にキャリアブリッジへ入社。2021年よりフリーのキャリアカウンセラーとしても活動中。