〇〇を認めると楽になる!

〇〇を認めると楽になる!

キャリアカウンセラーの岸まゆみです。
先日の記事では、「いつも笑顔でいる秘訣」をご紹介しました。

今回は、別の切り口から、私が日常生活で実践している「幸福感を味わえる方法」をご紹介したいと思います。

できない自分を認めると楽になる

何かできないことがある時、できない自分を責めたり否定したりしていませんか?

実は、私も過去にはよく自分を責めることをやっていました。
しかし、自分を責めるクセがついていると、いざ何かできなかったことができるようになったとしてもダメなところを見つけてまた責める…という繰り返しになります。

その結果、何かができるようになったとしても喜びなど嬉しい感情を味わうことができず、いつまでたっても幸福感を得ることができません。

そこで大事なのは、「できなくていい」というように、できない自分を認めるということ。

できる人になりたかった私

私は幼少期から部屋の片付けが苦手でした。

そんな自分が嫌いで、ずっと自分のことを「なんてダメな奴なんだ」と責めたり否定していました。
そして、自分は片付けが苦手だということを周りの人にバレないように隠していました。(隠し切れていませんでしたが)

そして私は片付けができるようになるため、たくさんの片付けに関する本を読みあさりました。
さらに、5万円を払って、お片付けを教えてもらえる3カ月間の講座にも参加しました。

これだけ努力した結果、一時は部屋がキレイになりましたが、時間がたてばまた元通り…。
部屋をキレイに片付けてキープし続けることはできませんでした。

できないことはダメではない

1人でいくら努力してもダメだったので、5年ほど前に「部屋の片付けが苦手」ということを周りの人に伝えて、意見をもらってみようと思いました。

「私、部屋が片付けられないんです」といろんな人に話してみると、いろんな方からアドバイスをもらうことができました。


そんな時、あるカウンセラーさんと出会い、こんなことを言ってもらいました。


‟部屋が片づけられなくてもいいんだよ”

‟「片づけられなくていいよ」って自分に言ってあげてね”


これを聞いた時、正直ビックリしました。

部屋が片づけられない私はダメだと思っていたので、「できなくていい」と言われると、「これでいいのかな?」というような、不思議な感覚になりました。

このアドバイス通り、自分に「片づけられなくていいよ」と思えると、気持ちがとてもかる〜く、楽になりました!

できるようになる努力ではなく認める勇気

上記のように「●●できなくていい」と自分に対して思えることが、「できない自分を認める」ということです。

何かできないことがある時、できるように頑張る前に「できない私でいいや」と認めてあげると、すごく気持ちが楽になり、幸福感を味わいやすくなります。

私は、「できるようになる努力ではなく、認める勇気」が大切だと考えています。
自分にできないことは、できる人にお願いすれば良いのです。


また、自分ができないということを認めたとたんに、不思議とできるようになったりもします。

私は「部屋が片付けられなくていい」と自分のことを認めはじめてから、徐々に部屋の片づけができるようになっていきました。
今では、けっこう部屋が綺麗な方ではないかと思います。

最後に

あなたは、できないところを責めて自分を苦しめていませんか?
また、できるフリをすることでしんどくなっていませんか?

もしかすると、あなたができなくてもいいこと、人に助けを求めても良いことかも知れません。
そして、「できない」ことを素直に認めることで、できるようになる可能性もあります。

一度立ち止まってゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。
「自分はこれが苦手だな」「今の自分にはできないな」と認めるだけで、ずいぶん気持ちが楽になりますよ。


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投稿者プロフィール

岸まゆみ
岸まゆみキャリアカウンセラー
2010年より介護サービス企業の法務に10年間携わり、マネジメントも経験。自分がカウンセリングを受けて気持ちが楽になったことからカウンセラーになることを決意。2020年より生活保護受給者の就労支援カウンセラーとして従事した後、2021年10月にキャリアブリッジへ入社。2021年よりフリーのキャリアカウンセラーとしても活動中。