【イライラ解消法③】自分を許す
- 2022.04.07
- 健康/メンタルヘルス/気分
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キャリアカウンセラーの岸まゆみです。
今回は、イライラ解消法 第3弾をご紹介します。
自分を許す
自分に厳しく自分の考えが正しいと思い込み、意見を曲げない方はイライラしやすいです。
このような方は、自分の思い通りに相手が動いてくれない場合「どうしたんだろう?」と相手の事情を理解しようとせずに「あいつはやる気がない!」「自分がバカにされた!」などと自分の考えで勝手に決めつけるクセがあります。
そして、「イライラ」という感情が湧いてくるのです。
そこで大切なのは、イライラ解消法3つ目、「自分を許すこと」です。
イライラするのは誰の問題?
まず考えていただきたいのは、「イライラするのは誰の問題なのか?」ということです。
例えば、仕事が遅く失敗ばかりの後輩と一緒に仕事をしていて、思い通りに仕事が進まず
イライラする。
この場合、ほとんどの人が「あいつは仕事遅い!」「失敗ばかりするなよ!」と後輩のせいにします。
ですから、この場合のイライラは「後輩のせいで、後輩の問題」「後輩が変わらない限り解決しない」と思ってしまいそうなのですが…
実は、イライラするのは相手のせいではなく、イライラした人の問題なのです。
大前提は「自分に原因がある」という考え方です。
自分に原因があるとしたら?
イライラした時に、「自分に原因があるとしたら?」という考え方をし始めると、状況が変わります。
具体的には、イライラした時、「私に何の原因があって、私の何を変えれば良いのか?」
と言うことを考えて冷静に考えてみます。
仕事が遅くて失敗だらけの後輩がいたって良いはず。
なぜイライラしてしまうのでしょうか?
今回のケースでは、イライラした先輩が持っている「思い込み」や「恐れ」がイライラの原因になります。
考えられる思いこみとは
「仕事は迅速にしなければならない」
「失敗してはいけない」
など・・・
考えられる恐れは
「後輩が失敗ばかりで期日に間に合わなかったらどうしよう」
「上司に怒られたらどうしよう」
など・・・
できない人がいてもいい
このイライラを解消するためには、先輩が自分に厳しくするのをやめ、先輩自身を許す必要があります。
「仕事はそんなに迅速にやらなくてもいっか」
「失敗してもいっか」
というように、自分が禁止していることを「まあいっか♪」と考えます。
そうすると
「仕事が遅い人がいても良い」
「失敗する人がいても良い」
というように思えて、後輩を許すことができるのです。
まとめ
人にイライラしてしまう人は、自分に厳しすぎるのです。
自分を許すことができると、自分のことも人のことも大切にできますよ!
次回は「イライラ解消法 その④」です。
お楽しみに!
(こちらの記事も要チェック!)
①イライラしやすい人の特徴5つ
②【イライラ解消法①】イラっとしたらまず〇〇!
③【イライラ解消法②】事実と解釈を分けて考える
投稿者プロフィール
- 2010年より介護サービス企業の法務に10年間携わり、マネジメントも経験。自分がカウンセリングを受けて気持ちが楽になったことからカウンセラーになることを決意。2020年より生活保護受給者の就労支援カウンセラーとして従事した後、2021年10月にキャリアブリッジへ入社。2021年よりフリーのキャリアカウンセラーとしても活動中。
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