カウンセラーによって変わるキャリアカウンセリングの良さ(岸の場合)
- 2021.12.07
- キャリアカウンセリングについて
- カウンセリング, キャリア, キャリアカウンセリング, キャリアコンサルタント, キャリアコンサルティング
キャリアカウンセラーの岸まゆみです。
本日は前回までの記事の続きです。
まだ読んでいないという方は、まず前回までの記事をご覧ください。
① キャリアとは?本当の意味を理解してキャリアを考えよう!
② キャリアカウンセリングとは?キャリアコンサルティングと同じ!?
③上司との1on1とカウンセリングとの違い
④キャリアカウンセリングはどんなことするの?
⑤キャリアカウンセリングで期待できる効果とは?
⑥キャリアカウンセリング、私は受けていいの?
前回までキャリアカウンセリングについて書いてきましたが、実際は担当するカウンセラーによって、カウンセリングの良さが変わってきます。
そこで、今回から2回に渡って「カウンセラーによって変わるカウンセリングの良さ」と題し、キャリアブリッジのカウンセラーのカウンセリングの良さをお届けしていきます。
今週は私、岸によるカウンセリングについてお伝えますね。
岸のカウンセリングの良さ3点
①気を遣わず友達との会話感覚で話ができる
「カウンセリング」と聞くと、「何を話したら良いの?」「どんな風に話そう?」と肩に力が入る方もいますが、私は、あなたが友人と話しているくらいの感覚で、リラックスしてお話いただきたいと思っています。なので、あまり会社のミーティングのようなお堅い雰囲気にならないよう気を付けています。(フランクに話そうとしすぎてつい、普段話している関西弁になってしまうことも!)
例えば、オンラインカウンセリングの際のバーチャル背景1つを取っても、景色の良い写真に設定するなど、心地良いと思ってもらえように工夫したりしています。
私のことは「とても聴き上手な友人」くらいに思ってお話いただけたらと思っています。いつもの会話の延長で、心地よくお話をしていただけますよ。
②元気になれる
「話すと元気になる!」と言っていただけることが多いです。
私はどんな状況の相談者様に対しても「大丈夫ですよ」「応援しています」というメッセージを送ると共に、強いパワーを送っているようです。自分ではあまり気づいていなかったのですが、本当によく感想をいただくので気づきました。
カウンセリングの時、私自身はそこまで元気いっぱいという感じではないのですが、普段は明るく元気なので、そのパワーがカウンセリング中に漏れ出しているのかな?と思います。ちょっと元気欲しいなと思った時に、私のパワーを受け取って活用してもらえたら嬉しいですね。私はあまり落ち込むことがないので、どうも元気になれないという方には、これからも元気を与えていきたいと思います。
③頭の整理ができてスッキリする
カウンセリングにおいて、カウンセラーにたくさん話を聴いてもらうだけで自分の思いが明確になり、頭の整理ができ、終わった頃にスッキリした気持ちになるというのはよくあることです。
私は人がたくさん話された内容の中からポイントを整理してまとめたり、キーワードを読み取ったりすることが得意です。その特技を活かして、頭の中が散らかってしまっているような方の思考を整理することができます。
例えば、「あれが嫌だ」「こんなことでモヤモヤした」「こんな風になりたくない」などなど、いろんな話をされた後で、「あなたが不満に感じていることは〇〇ではないですか?」と共通点である〇〇を見つけ出したりすることが可能です。
なので、ただ話すだけでも効果があるのですが、私のポイントを押さえてまとめる力により、さらに明確に頭の整理をしてスッキリとしていただくことが可能です。
岸のカウンセラーとしての軸
私が大切にしている軸は「楽しく働く人を増やすこと」です。
私は仕事に対してやりがいを感じられずに体を酷使して働いていた期間が10年近くあり、キャリアカウンセラーとして働き始めてやっと毎日の仕事が楽しいと思えるようになりました。この経験から、「仕事って楽しいものなんだ!」「過去の私のように、仕事がつらい方がもっと楽しく働けるようになってほしい!」という思いがわいてきました。
楽しく働くためには、「本音で生きること」が必須だと思っています。
実は、世の中の多くの方は、自分の本音に気づいていません。
現状に不満を言っている人も、「じゃあどうしたいの?」と聞かれると黙ってしまったりします。
実は私も、キャリアカウンセラーの仕事に就くまでは、自分の本音が全然分かっていませんでした。それどころか、自分が本音に従って生きていないことにも気づいていませんでした。ところがある時、自分が「周りの人に評価されること」だけを目的に行動していて、「自分の本音で生きていない」ということにハッと気が付いてしまいました。それから私は、「人にどう思われるかではなく、自分がどうしたいのかを大切にしよう」と決め、今に繋がっています。
今は常に、自分自身が本音に従って行動することを意識し、実践しています。
その結果、たくさんの相談者様に恵まれて、やりがいを感じながら仕事をすることができています。
そして、私のカウンセリングを受けてくれた方が自分の本音に気づき、本音に従って行動し、楽しく働けるようになるようなお手伝いをしています。
軸に裏打ちされたカウンセリングの良さ
本音を話していただくためには、「この人になら話せる」という強い信頼関係が必須となります。全く信頼していない上司に「本当はどう思っているの?正直に言ってごらん」と言われても、話したくないですよね。
カウンセリングの場合は、ほとんどが初めましての状態でスタートします。見知らぬ第三者にいきなり「本音を話してね」というのは難しい話だと思います。ですから私は、話しやすい雰囲気を作り、「どんどん話しているうちに本音をポロっと言ってしまった」と言っていただけるような相手になりたいと思っています。
カウンセリングにおいて、最初に信頼関係の構築をするのは当たり前のことなのですが、私は当たり前だからこそ丁寧に、確実に行うように心がけています。
私はカウンセリングの最初に必ず
「この場では仕事の話に限らず、どんな事を話していただいてもOKです。」
「話しにくいことや言いたくないことがあれば、無理に話さなくても大丈夫です。」
と伝えるようにしています。
上記の言葉以外にも、相談者様のその時の状況に応じて、安心していただけるようなメッセージを伝えるようにしています。
そして、できる限り、相談者様の話をさえぎらない(かぶせて話さない)ようにしています。じっくりと考えていただく沈黙の時間も大切だったりするので、その時間はしっかり設け、私はゆっくり待つようにしています。
ご本人の話している内容だけでなく、表情の変化や声のトーンなどにも気を配り、話しやすい雰囲気づくりについては徹底しています。
カウンセリングが始まったら相談者様の話をしっかりと聴き、「どうしたいのか?」という思いが出てくるよう、共感や質問を繰り返していきます。
ほとんどの方は、話しているうちに本音が出てきます。なので、とにかく話したいことを自由にお話いただき、私は否定やアドバイスをせずに聴くことに専念します。
このような対応ができるのは、まさに私自身が本音で生きていて、仕事を楽しんでいるからだと思います。
もし、私がまだ過去のように仕事にやりがいを感じられずにモヤモヤしている状態だったとしたら、相談者様の話をゆっくりと聴くことなんてできなかったでしょう。
私のカウンセリングは、「私自身が幸せであること」が大前提です。
自分が満たされているからこそ、他の誰かを幸せにできる活力があふれてくるのだと感じています。こう言うと大げさかも知れませんが、ぜひ、私の持っている幸せのエネルギーを受け取って欲しいと思います。
まとめ
今回は、岸のカウンセリングの良さについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
カウンセリングの基本姿勢は同じでも、カウンセラーによってカウンセリングは全然違います。カウンセリングは相性も大切なので、ぜひあなたに合ったカウンセラーを見つけていただければと思います。
次回は、私以外のキャリアブリッジのカウンセラーによるカウンセリングの良さについて、本人から伝えてもらいますね!
投稿者プロフィール
- 2010年より介護サービス企業の法務に10年間携わり、マネジメントも経験。自分がカウンセリングを受けて気持ちが楽になったことからカウンセラーになることを決意。2020年より生活保護受給者の就労支援カウンセラーとして従事した後、2021年10月にキャリアブリッジへ入社。2021年よりフリーのキャリアカウンセラーとしても活動中。
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